公園の種類や分類
 毎日の生活の中で、子どもたちが遊んだり、ベンチで休憩する人がいたりする公園。なにげない日常でみられる景色ですが、公園にもいろいろな種類があることをご存知ですか?地域の人たちが利用する身近なものから広域的な利用に対応するものまで、さまざまな規模、種類があり、その機能、目的、利用対象等によって区分されます。そんな公園について紹介します。

◆公園の分類

◆主な都市公園の種類 
種類 種別  内 容 市内の主な公園
住区基幹
公園
街区公園 公園を中心に、半径250m以内の住んでいる人たちが利用できるよう、遊戯施設、広場、休憩施設等が配置された身近な公園です。
(標準面積 0.25ha)
丸塚公園
夢公園
西岸もくせい公園
高丘ふじ公園
近隣公園 公園を中心に、半径500m以内の住んでいる人たちが利用できるよう、屋外レクリエーション活動や休憩スペースを十分に確保された公園です。
(標準面積2ha)
中田公園
三島楊子公園
富塚公園
染地台野鳥公園
地区公園 公園を中心に、半径1km以内に住んでいる人たちが利用できるよう、身近なスポーツ、レクリエーション施設を主体に、休憩施設や修景施設等が配置された公園です。
(標準面積4ha以上)
高丘公園
美薗中央公園
鳥羽山公園
西之谷公園
都市基幹
公園
総合公園 都市に住む全体の人たちが、休憩、観賞、遊戯、運動など総合的に利用できるよう施設が配置された公園です。
また、都市のシンボル的な公園です。
(標準面積10〜50ha)
浜松城公園
佐鳴湖公園
遠州灘海浜公園
都田総合公園
運動公園 都市住民全体が主として運動ができるよう、野球場、サッカー場、陸上競技場、テニスコート、体育館、プールなどの運動施設が配置された公園です。
(標準面積15〜75ha)
四ツ池公園
花川運動公園
和地山公園
明神池運動公園
大規模公園  広域公園  主として一つの市町村の区域を超える広域のレクリエーション需要を充足することを目的とされた公園です。
(標準面積50ha以上)
浜名湖ガーデンパーク
レクリエーション都市 大都市その他都市圏域から発生する多様かつ選択性に富んだ広域レクリエーション需要を充足することを目的とし、自然環境の良好な地域を主体に、大規模な公園を核として各種レクリエーション施設が配置された公園です。
(標準面積1,000ha)
   
特殊公園  <風致公園>
自然条件を十分に活用した修景施設を中心とされた公園です。
<動植物公園>
動物園、植物園等特殊な利用に供された公園です。
<歴史公園>
史跡、天然記念物等の文化財を広く一般に供することを目的とされた公園です。
<墓園>
面積の2/3以上を園地等とし、景観の良好かつ屋外レクリエーションの場として利用される墓地を含んだ公園です。
飯田公園
三方原墓園
都市緑地  主として、都市の自然環境の保全及び改善、都市景観の向上を図るための緑地です。
(標準面積0.1ha以上)
*既成市街地においては、良好な樹林地等がある場合、植樹により都市に緑を増加または回復させ都市環境の改善を図るために緑地を設ける場合は0.05ha以上となっています。
三方原防風林緑地
都田丸山緑地
内野緑地
緩衝緑地  大気の汚染、騒音、振動、悪臭等の公害防止、緩和若しくはコンビナート地帯等の災害防止を図ることを目的とされた緑地です。   
緑道  災害時における避難路の確保、市街地における都市生活の安全性及び快適性の確保等を図ることを目的とされ、公園や学校、駅前、ショッピングセンター等を相互に結ぶよう配置されています。 堀留ポッポ道
堀留緑道

住区基幹公園 「街区公園、近隣公園、地区公園」 配置基準(イメージ)

都市基幹公園 「運動公園、総合公園」 配置基準(イメージ)