万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

はぎ(波疑・波義)

マメ科ハギ属ヤマハギ
花の見ごろ:6月〜10月
万葉集で1番多く詠まれている花が秋の七草でもある「ヤマハギ」で、その数は141首もあります。
高圓の 野邊の秋萩 いたづらに 吹きか散るらむ 見る人無しに 笠金村歌集(巻2−231)

大意:高円の野原に萩の花がさいています。でも、いつも眺めていただろう皇子が亡くなり、萩の花も早く散ってしまいそうです。