万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

ひかげ(日影・日蔭)

ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属ヒカゲノカズラ
山地などに自生する常緑のシダの仲間です。昔から神事などに用いられた植物です。
あしひきの 山下日蔭 蘰(かずら)ける 上にやさらに 梅を賞(しの)はむ 大伴家持(巻19−4278)

大意:神聖なヒカゲノカズラをかざしてお祝いした上に、さらに梅の花を愛でることにしましょう。