万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

ねぶ(合歓木・合歓)

ネムノキ(マメ)科ネムノキ属ネムノキ
花の見ごろ:7月〜8月
梅雨の頃、淡い紅色の花を咲かせます。夜には眠るように葉を閉じるところから、「ネムノキ」の名が付きました。
晝は咲き 夜は戀ひ寝る 合歓木の花 君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ 紀女郎(巻8−1461)

大意:昼間は美しい花を咲かせ、夜には恋しい人に抱かれるように眠るネムノキの花が羨ましいです。私だけに見せないで、あなたも来て一緒に見てください。