万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

ささ(小竹・佐々)

イネ科メダケ属クマザサ
笹とは小型の竹のこと。クマザサは葉の縁(隈くま)が白く縁取られるところから名付けられました。
小竹(ささ)の葉は み山もさやに 亂るとも われは妹思ふ 別れ來ぬれば 万葉集(巻2−133)

大意:山の奥までさやさや笹の葉はざわめくが、私はさびしくて妻のことを思い出してしまいます。別れて来たばかりだけど。