万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

うめ(梅・宇米・烏梅・汗米・宇梅・有米)

バラ科サクラ属ウメ
花の見ごろ:1月下旬〜3月
現代では、お花見と言えば桜のことですが、万葉集の時代では、中国から渡って来た梅の方が人気があったようです。
わが園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも 大伴旅人 (巻5−822)

大意:私の庭に梅の花が散って来ている。まるで空から雪が降って来ているようにきれいだ。